ローチョコレートボンボン

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こんにちは。工房の華房です。

温かいものがよりおいしい季節になってきました。本店のレジ横にはホットチョコレート用のウォーマーを新たに設置しております。テイクアウトのお客様にもすぐご提供できるようにしていますので、温かいものが飲みたいな、というときにはぜひお立ち寄りください。

さて、最近は販売さん、工房メンバー共にクリスマスや今後のイベントに向けてあわただしく働いております。

例えばボンボンや生チョコレートの箱詰め。箱をセットするところから始まり、商品を詰めてリボンがけをするところまで…一つ一つ丁寧に手作業で行っております。閉店後は手が空いたメンバーから作業をはじめるのですが、販売さんやシェフと先輩方も一緒になって作業してくださるので心強いです💦

ベリーローズとカシスベリー
ローチョコレートボンボン

今回はローチョコレートボンボンについてと、前回の投稿に登場したベリーローズ、カシスベリーに使っているカラフルなチョコについて、少し掘り下げてお話ししようと思います。

ローチョコレートについて。

48℃以上の熱を加えずに作ったチョコレートです。熱で壊れやすい酵素や栄養素が残るため、美容と健康のためによいといわれています。

ラズベリー

見た目にもかわいい”ラズベリー”。甘酸っぱい香りで、味もとってもフルーティです。チョコレートの軽い苦味もあり、甘すぎない仕上がりです。

ローマイルド

タブレット商品にもなっている、COCOの定番チョコレート。使用しているカシューナッツの風味が感じられます。やわらかな歯ざわりと口溶けも魅力の一つ。

あさずみ

白と黒のコントラストがあざやかな”あさずみ”。材料には麻炭のほかに黒ゴマを使用しています。色は黒いですが苦さはひかえめで、深みのある香ばしさが特長です。

ロービター

こちらもタブレット商品のある定番チョコレート。口の中でとけていくにつれ、しっかりした苦味が広がります。大人向けかもしれません。苦いのが好きな方におすすめです。

ほうじ茶

口に含むとほうじ茶の豊かな香りが広がります。ローホワイトをベースに使用しているので、比較的甘め。ほんのりとした苦味が余韻に残ります。

いかがでしょうか。ぜひ、お気に入りの一粒を探してみてください✨

先日の投稿にもありましたハートのボンボン❤️💜ですが、どちらも着色料不使用でお作りしています。赤いチョコレートの開発をさせていただいたのですが、どういったチョコレートなのか、この機会に少しお話しさせてください。

カカオバターをベースにベリーで赤色を出しているのですが、完成するまでにはたくさんの失敗がありました。

流動性が低く攪拌すると固まったり、使用する糖の違いでベリーの風味も変わったり…これだ!と思うものができても時間が経つと結露したり💧その都度シェフや先輩方、若い工房メンバーのみんなから意見をいただいて改善していきました。

色味の問題もありました。理想とする色に対して、黄色味が強いものや紫っぽいものができたのです。最後にはシェフのアイディアにより、深みのある美しい赤色に仕上がりました✨

実は紫色のチョコレートも担当する予定だったのですが、こちらはシェフが配合を決め、ほとんど一発で完成させてしまいました。シェフすごいです…。

今回このような機会をいただいたこと、完成できたことを大変うれしく思います。機会をくださった方、工房メンバーの皆さんに感謝です。

赤いチョコレートにはラズベリーと苺、紫のチョコレートにはブルーベリーとバタフライピーを使用しております。鮮やかな色をしていますが、着色料に抵抗のある方にもおすすめのボンボンです😊

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。