一年目から二年目にかけて変わっていくもの
皆さんこんにちは👋工房の橋本です😆
残暑が厳しいですね😅
雨が多かったからか涼しい日が多かった分もっと暑く感じてしまいます…💦
皆さんも体調にはお気をつけ下さい😓
私は今年の4月にココ2年目を迎えました!
下の子が入り、どんどん仕事を教えています😃
どんな言葉なら伝わりやすいのか、どんな風に仕事を教えるか考えますが、教えるのはとても難しいです…
伝えたいこと、伝えるべきことが自分の言葉足らずで上手く伝えられなかったり、自分の仕事をしながら下の子を見ていなきゃいけなかったり…と
自分の頭のなかの言葉を真っ直ぐに伝えようとしてもなにかを省略してしまっていたり、頭のなかがこんがらがってしまいます。そのたびに自分が嫌になるし、伝わり方は人それぞれ違い、受け取り方も違うのでこう受け取ってほしいんじゃないのに!となったりします笑
でもそのお陰で自分の言葉足らずを直す勉強になってるかなって思うので、どうすればきちんと伝わるか今まで色んな人にどの様に教わってきたか、何を言われてどう感じたかを考えつつ周りの言葉にもっと触れていきたいなと思います。
下の子は今はテンパリングがきれいに出来るようになり、タブレットやチョコパーツもきれいに出来るようになりました!
一年目の自分は教わる側でしたが、二年目になると上司、先輩、同僚に教わりながら下の子に教えたり、今までとちょっとずつ関係性や責任の重さが変わっていっているんだなと思いました。
先輩として私に有能な部分は無いですし、人間としても未熟でいつも感覚ばかりで考えて、時にはヘマをかましていますがこの投稿をきっかけにもっと色んな事を考えていこうと思います…
任せて貰える仕事も変わってきました。
お客様の誕生日ケーキや、今の時期だとマンゴーショートにも使っているスポンジを焼いたり、誕生日ケーキの仕上げをしたり、最近は秋の新作ケーキの引き継ぎをしたり…
どんどん色んな仕事をやらせて貰えますが、そこが大変でもあり楽しい部分です!
秋の新作のケーキの引き継ぎをしたと書きましたが、これから出る秋の新作のうちの一つは同僚がつくりました!
6月の始めにシェフに直談判し、そこから試作を開始したそうです。
ある日紅茶と組み合わせるならどのフルーツ?とアンケートが来たときはビックリでしたが、これにつながっていたんだと思うと、安易に答えてしまった自分が申し訳ないです…笑
私は近くで試作の様子を見ていましたが、まずは本で調べながらベースのレシピを作り、そのレシピに基づいて試作し、試食して貰い、と繰り返していました。
実は6月から8月にかけて同僚はチョコレート細工、夏のドリンクの制作、そしてケーキの制作、とトリプルブッキングで、見ている自分が辛くなるほどでした笑
仕事の合間を縫ってはケーキの配合を考え、試作をし、上司やシェフがアドバイスを貰い、試行錯誤したそうです。最終的にはシェフに手を差しのべて貰い、完成しました!
完成品を試食させて貰ったんですが、紅茶とチョコレートのムースのバランスが良く、オレンジの風味もしっかり感じられ、一番下のクッキー生地がサクサクしててとても良いアクセントになっていました。とてもこだわりが詰まっているケーキだと思います。
近くで見てて思ったのは、ケーキを作るのは簡単ではなということ、そしてこれをやってみたいと言葉にして伝えることの勇気と責任の重さがあるなと言うことです。
ケーキを作った同僚はいつも、この仕事をしてみたいです、という人です。
ケーキを試作している時は本当に大変そうで辛そうな感じも見受けられました。
配合が中々決まらず、チョコ細工もしていたので時間がかかるなか試作していました。自分からすればそんな状況は逃げ出したくなりますが、同時に羨ましい気持ちもありました。
ケーキもチョコ細工も完成するかなぁ、と不安を溢し、自分は間に合うよ!出来るぞ!と励ましつつ、自分の近くにいる技術も向上心も高く、自分にやりたいことがあり、それが出来ている同僚がとても羨ましかったです。
もう一人の同僚はミスが無く、確実に仕事をこなす、という人です。仕事が確実にできる部分が羨ましいなと思います。
周りにすごい人がいる中で自分が貰える仕事は確実にやっていきたいなと改めて感じました。
でもケーキが完成した時は羨ましい気持ちより、やっと完成できて良かったなぁ、と安心しました笑
頑張って来たのを見てるからそう感じたんだと思います。一つのことをやり遂げる達成感はとても凄いものだと思いますし、心からやって良かったと思える経験だったと言っていました。
私もそんな事を感じられるよう、そして羨ましがるだけでなく羨んで貰えるような自分に少しでもなれるよう、繁忙期に向けてもっともっと考えてレベルをあげ、もっと美味しいケーキやチョコレートを作っていきたいと思います。