繁忙期へ向けて
こんにちは!
工房スタッフの渡辺です😆
10月に入り、今年も残り3ヶ月になりましたね!年々、月日の流れが早く感じます😅
緊急事態宣言が解除され、ようやく外出もできるようになりましたね!
coco kyotoでは秋冬限定のガトーやカフェメニュー、新しい商品も販売が始まりました♪
新商品のマドレーヌショコラとrawカカオビーンズは手作業でチョコレートをコーティングしています!
このrawカカオビーンズはウガンダ産のrawカカオを使用しており、一つ一つ現地で外皮の皮剥きをしています!非加熱の為、カカオの栄養素をそのまま接種することができるので健康思考の方にとてもお勧めの商品です!
これは朝出しの様子です。
夏に比べて仕上げる数も増えているのでそれぞれが率先してスピードよく丁寧にガトーを仕上げています!
さて、工房ではこの季節になると繁忙期に向けての製造が始まるので1日の仕事量も増えていきます。
bean to barチョコレートを作る工程である豆選、
焙煎、コンチング、テンパリングは一日の行程に必ず入っている仕事です。
このチョコレートを使ってタブレットや生チョコ、ボンボン、生菓子、焼き菓子を作るので沢山製造する必要があります!
本店ではbtobタブレットや生チョコ、ボンボンなどの製造を始めています。
タブレットは一度に100枚以上製造するのでテンパリングをしっかり取れた状態で型に流さなければいけません。
テンパリングが取れていないとこのように白い模様のようなブルームが出てしまいます。なので
温度やチョコ全体が均一に混ざっているかしっかり確認して製造しています。
生チョコやボンボンは工程が多く、1回分作るのに2日間以上かかるんです!
手間のかかる作業ですが1粒1粒ハンドメイドで作る事によって見た目や口溶け、香りや味わいなど市販のものでは作りだせないショコラティエならではのこだわりを引きだす事ができます!
生チョコやボンボンで作るガナッシュは乳化をしっかりとるために温度帯に気をつけて作らなければいけません。乳化に必要な温度帯以外で混ぜ続けても乳化しているように見えて乳化していないので口溶けの悪いものになっています。なので液体やチョコの温度に注意しながら、艶があり、トロッとした状態の良いガナッシュを作る事が大切です!
チョコレートはとても繊細でちょっとした温度差で状態が変わってしまいます。
私も何度か失敗してしまった事があり、何が駄目だったのか、次失敗しない為にはどうすればいいか見つめ直すきっかけにもなります。
チョコレートは扱うのが難しいですが上手く出来た時はやりがいがありますし、cocoでしか出来ない経験をする事ができます。
これから忙しくなっていきますが、一人でも多くの方にcoco kyotoの魅力を知って頂くため、1つ1つの作業を丁寧に美味しいものを製造することを心掛けて行こうと思います!
少し話が変わりますが今、秋冬限定のドリンクを1、2年目の工房スタッフが開発中です!
それぞれがレシピを考え、上手く行くまで試作の繰り返しです。
一から新しい商品を作ることはまだ未熟な私達にとって難しいことですが色んな事に挑戦することに意味があると思いますし、試作を通して新たな発見があったり、食材と向き合うこともでき、いい勉強になります!
皆さんどんなドリンクが出来るのか楽しみにしてて下さい!