Let’s study!
こんにちは。
工房の菅です。
まずは、バレンタイン期間に本当に沢山のお客様にココキョウトのお菓子を手に取っていただけてとても嬉しく思っております。ココキョウトを選んで下さった皆様、ありがとうございました!
沢山の方にココキョウトが求められているんだと改めて実感し、身の引き締まる思いです!お客様の期待に応えられるよう日々精進して参りますので、これからもココキョウトをよろしくお願いします!
さて、皆さんはチョコレートの主原料であるカカオについて、どれくらいご存知でしょうか?僕も人に説明できるほどは知らなかったので、改めて勉強しています。ブログでシェアしていきたいと思っていますので一緒に学んでいきましょう。それではLet’s study!
カカオは、アオイ科の常緑樹です。(アオイ科にはハイビスカスやオクラ、ドリアンなどが含まれているのですが、同じ仲間だと思うと不思議な感じがしますね。)
学名をTeobroma テオブロマといい、ギリシャ語で神の食べ物を意味します。名前がもう、神々しいですね。
カカオを栽培することができるのは、カカオベルトと呼ばれる北緯・南緯各20度の範囲の高温多湿な地域です。
カカオの木は高さ7〜10メートル(栽培されたものだと4〜8メートル)で木の幹や枝に白く可憐な花が咲きます。
これ面白くないですか?花って枝の先の方に咲くイメージがありません?幹に花が咲き実がなるんです。不思議ですね。神。
花は一年を通して約一万個も咲きますが、実を結ぶのはわずか1〜3%です。ナスビのようにはいきません。
収穫できるのは樹を植えてから4年目くらい、最盛期は12〜15年目で、50年以上取り続けることができるそうです。
カカオの実はカカオポッドと呼ばれ、ラグビーボール型をしています。先述の通り木の幹に直接結実し、半年をかけて15〜30センチの大きさに成長します。
表面の色は初めは緑色ですが、熟していくと黄色、オレンジ、紫、赤など様々な色になっていきます。硬い殻を割ると白い果肉(パルプ)が詰まっていて、その中に20〜50粒のカカオ豆が並んで入っています
。
このパルプは甘酸っぱく、トロピカルフルーツのようなフレーバーがあり、とても美味しいです。チョコレートからはイメージしにくいですが、カカオってフルーツなんだなと感じさせてくれます。
カカオ豆はパルプごと実からはがし、発酵、乾燥をおこなっていきます。
今回ここまで。続きは次回シェアしますね。
ちなみに、ココキョウトでもカフェにてカカオパルプジュースを飲むことができます!是非フルーツとしてのカカオを体験しに来てください!